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2007年1月29日 (月)

世界標準と地域の文化

ICTの進歩による「フラット化した世界」では、世界標準(語)により、情報共有を行い、仕事をと知恵を分かち合い、少しでも速くよりよい進歩を遂げることが必要になっていますが、文化と価値観に大きな影響を与えています。ちょうど今、NHKスペシャルで「インドの衝撃」でも価値観の変化を取上げています。

私は、先日の朝日新聞に「葛木町”葛”の字がWindows Vista でなくなる」という記事があったので、西洋文化に翻弄される日本文化を考ています。言葉は文化といわれますが、その言葉を表す文字(漢字)が、西洋の Unicode(Windows) にコントロールされるというのはやはり悲劇です。葛木町”葛”は、町の正式文字を最新JISのものではなく、パソコンで現れるものを正式漢字(フォント)としたそうです。それが、Vista では、最新JISになってしまい”葛”のフォントがなくなるのです。もともと、PCの仕組みが西欧のものでたった8bitですべてが現すことのできる文字文化のが世界標準だったのです。それを他の文字文化圏に対応するためにUnicodeを定義しました。こんなに膨大なCODEを割り当てたので、有り余るだろうというのが西洋人の勝手な考えですが、当用漢字、人名漢字にも不足してしまうのです。

東大の坂村教授はここを問題視していました。もう10年も前にB-TORN (超漢字)で完全に対応しました。今、超漢字はWindowsでも(VMwareで仮想的に)稼動するそうです。Nativeでは無理です。

「守るべき価値観、引き継ぐべき文化」と「世界標準(新しい価値観)」世界標準によりフラット化する世界、便利・効率化が加速する中、今こそ文化をしっかり考える必要を感じます。

それにしても「スローライフ」はどこまで指向されるのでしょうか?今、NHKスペシャルでは「インドも美しさを求めるようになってきた」と放映しています。そして、ガンジーの映画でインド人の価値観を忘れていないかと問うているとやっいます。便利で豊かと文化は難しいことかもしれません。

ただ、今の私の思考と、周りが同調していることは救いです。

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 NHKで、放送されたインドの衝撃、わき上がる頭脳パワー、を見た。 インドの頭脳 [続きを読む]

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